むし歯の治療
むし歯は、口の中の細菌が歯の表面に付着した糖分をもとに作り出す酸によって歯が溶けてしまうことで起こります。むし歯はその進行度合いにより4種類に分類されます。(左図)
当医院では、中程度(C2)以上のむし歯の治療の場合、治療中に痛みを感じないようにすることを重視して麻酔を用いています。麻酔の痛みを心配される方もいらっしゃると思いますが、麻酔注入部を消毒した後、表面麻酔を行い、電動注射器を使用し極細の針で麻酔薬をゆっくり注入することにより、なるべく痛みを軽減するように努めております。
また、健全な部分をなるべく削らず、可能な限りむし歯の部分のみを除去するため、むし歯の部分が赤く染まる染色液を必ず用いています。
C1・C2のむし歯の場合、むし歯の部分を削って詰め物をし、歯の神経までむし歯が達している場合(C3)、歯の根の治療となります。根の治療後は歯にかぶせ物をします。